愛宕山



 報告者   :  濱北紀子 
 山行名 愛宕山
 ルート 清滝ー表参道―愛宕山神社ーツツジ尾根―JR保津峡
 山行日 2012年1月3日  天候 曇り
 参加者

リーダー:濱北         

男性:9名、宮野・佐坂・園上・三宅・赤松・津田・梅沢・山下・佐々木      
      
女性:3名、徳田(幸)・加藤・浜北 
  
合計:12

 コースタイム
清滝(9:30)−表参道(9:50)−愛宕山神社(12:00/13:30)−水尾の別れ(14:15)ー保津峡駅(15:30/15:42)ー京都駅(解散)
 山行報告
恒例の愛宕詣りには12名が参加してくれました。表参道を距離表示(丁目)や休憩所を経て約2時間をかけて神社まで登りました。神社で集合としていたため、健脚組4名は早く登りお神酒を頂いていました。神社の祭神は火の神であることから、多くの人々がお札を求めていました。この日も寒く気温はマイナス1度でした。昼食をとりいつものツツジ尾根を下りました。今年も山行の安全を祈り、健康で楽しく山に行けたらいいと思いました。

口 愛宕山アラカルト
多くの人々の信仰を集めている愛宕神社は,役の行者が泰澄を伴って山頂に登り開いたといわれているようです。延喜式(701年〜704年)別称の白雲山は和気の清麻呂が唐の五台山を模して建てられたといわれています。又、明智光秀が本能寺で織田信長を討つ前に,ここ愛宕山で,「時は今、あめが下知る 五月かな」と詠んだ句は有名である。山体は中、古生層の層状チャートや頁岩で古くは砥石が産出していたという記録もある。「お伊勢七度、熊野へ三度、愛宕さんへは月参り」と言われ、多くの登拝を受けているポピラーなお山で、我が京田辺市の甘南備山から望まれる秀峰である。山城三十山にも「ケーブルがあり頂上の遊園地化した状態を見ればゲッソリする。だが一歩歩を転じてその裏山に足を踏みいれよう。愛宕にこんなところがあったのかしらんと云うようなところがある」梅棹忠夫氏(山城30山より) 愛宕の裏山(地蔵岳北側のことか)に京都では珍しいスキー場があった事は余り知られていない。
 2012年新春 愛宕山登山
 三宅 武
 

愛宕山924米の標高で東方の比叡山と相対時している、山頂の愛宕神社は京都市街から見ると戊亥(北西)に位置する方向に鎮座されていています。

イノシシと関係あるのかイノシシの絵画や彫物が多い、まさに愛宕山神の使いは猪だとしている。

また音から一般庶民では月詣をして防火を願ったものである。

そのやり方は村々では垣内毎に愛宕講があり当家にあたる家は家族揃って年一回愛宕神社で阿多古祀符火廼要慎と書かれた火除けの御札と樒を拝受して村に帰り当家に講員が集まり各自に配布したあと当家で会食酒宴する。

地震、雷、火事おやじ、の諺通り火事は消化技術は現在より低く全焼の危険多く一番恐れられていために月詣りも盛んであった。

こういう慣わしも現在実施されている。 家のオクドサン付近の柱にこのお札と樒を付けて一年の火の神として難れるようにされている。現在でも愛宕講は行われているところが多くある。

また三歳までに親の背におぶってもらって参詣するとその子供の火災除けの祈顔となり特に女子は産育の神としても信仰されている。 731日から81日にかけて通夜祭りもあり参拝者が賑やかである。 私の故郷の山城町現在は木津川市山城町では今も愛宕講があり年一回当家の若い者が選任されて行って居られるようである。

自分も登山の趣味を持つようになり今まで以上にこの山に登る。 特に高い険しい山へ行く前には神社に参詣しています。

この山は私にとっては京都田辺山友会とは縁があります、それは秘密、、、発表します。去る平成1764日(土)アルプス登山予定前この愛宕山をテクテクしていた時、少し前を登る女性二人に声を掛けた。山の話が弾んで楽しい。丁度黒門あたりで二人の女性から京都田辺山友会に入会しませんかと来た。私の住まいの近くやし、何よりも家内から単独登山について厳しく注意されていたしすぐさま、宜しくお顔いいたしますの返事をあっさりしてたのです。

あとから分かったその人は浜北さんと深見さんでした。現在行われているペース登山中でした。それにしても早い足運びだったのが思い出す。

それから早速会長に挨拶して白波瀬様の面接、面接にあたっては先輩の現在会長の秋月会長から笑顔でキビシイドとありがたい忠告をいただきました。

これも無事緊張のうち通過現在に至る。 上記 浜北・深見の女性から私に輩命アタゴノキミと命名され、なんだか古代天皇の恐れ多い名前を面白くいただきました。先にも記しましたが険しい山にいく前には神社参りしています。

特に月輪寺、空也の滝コースは比較的岩稜と滝付近は滑りやすいので登山の練習になるとおもいます。本年も安全安心の山友会を切望いたします。